F1公式タイヤサプライヤーであるピレリが、今シーズンの残り4レースに供給するドライタイヤコンパウンドの組み合わせを発表した。
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それによれば、次戦F1第16戦アメリカGP(25日決勝)、第17戦メキシコGP(11月1日決勝)、第18戦ブラジルGP(11月15日決勝)の連続3レースには、ミディアムとソフトの組み合わせが供給され、最終戦のアブダビGP(11月29日決勝)のみソフトとスーパーソフトという組み合わせが適用されることになる。
アメリカGPが開催されるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで供給される組み合わせは昨年と同じとなるが、今年23年ぶりにF1が復活することとなったメキシコに関しては、ピレリが行ったシミュレーションの結果、新たに改修が施されたエルマノス・ロドリゲス・サーキットに最適な組み合わせとなるのが同じミディアムとソフトだと判断されたという。
ピレリでは、ブラジルGPの舞台となるインテルラゴス・サーキットにも昨年同様ミディアムとソフトをチョイス。最終戦アブダビGPが開催されるヤス・マリーナ・サーキットだけが最も軟らかいコンパウンドの組み合わせとなるソフトとスーパーソフトが割り当てられることになっており、これも昨年と同じだ。
≪第16戦以降のタイヤの組み合わせ≫
第16戦アメリカGP(10月25日決勝) ミディアム(白)/ソフト(黄)
第17戦メキシコGP(11月1日決勝) ミディアム(白)/ソフト(黄)
第18戦ブラジルGP(11月15日決勝) ミディアム(白)/ソフト(黄)
第19戦アブダビGP(11月29日決勝) ソフト(黄)/スーパーソフト(赤)