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大クラッシュのサインツ、ロシアGP出走が決定

2015年10月11日(日)18:11 pm

大クラッシュをしたカルロス・サインツ(トロロッソ)について、F1ロシアGP(11日決勝)決勝への出走が決まったとチームが発表した。

サインツは10日(土)のフリー走行中に、高速でコントロールを失ってコース脇のバリアに深く突き刺さるクラッシュをしていた。その後、病院に搬送されたが、検査の結果ケガはなく、その日のうちに退院した。

サインツは、クラッシュ直後から意識があったとスペインのメディアに話していた。

「ちょっと首と背中が痛いだけ。でも、少し休めば大丈夫。レースに出るつもりだよ」

11日(日)に再度メディカルチェックを受けたが問題はなく、決勝には出走できるとチームがプレスリリースで伝えた。

「今朝、FIAがメディアに伝えた通り、カルロス・サインツはレースができる状態だと認められた。それを受け、スクーデリア・トロロッソは、カルロスが本日ソチで行われる2015年ロシアGPに参加できることを発表する」

■バリアの機能に課題

サインツのクラッシュについては、マシンがバリアに深く潜り込んでしまったために、マーシャルやドクターがドライバーを見られる状態になるまでに数分かかったことが問題視されている。

「理想的じゃないよね」とチームメートのマックス・フェルスタッペンは話す。「解決方法を見付ける必要がある」

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)も懸念を示している。

「分析してみないと。バリアはエネルギーを吸収するためのものであって、空中に飛び上がってドライバーの上に落ちたらダメだ」

2015年から導入されている先端が低いノーズに原因があるという意見もある。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、別のマシンの下に潜り込む危険性があることを「最初に指摘したのはわれわれだ」と話している。

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