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メルセデス、レッドブルとのエンジン供給交渉を否定

2015年10月07日(水)17:22 pm

最近、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、メルセデスとフェラーリの2社と来季のエンジン供給に関する交渉を続けていると語ったことが報じられた。

だが、メルセデスのモータースポーツ責任者であり、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターも兼務するトト・ヴォルフがこれに対して反論を行った。

ホーナーは今週、レッドブル社が所有するオーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』に対し、「F1には戦闘力のあるエンジンが2つある。それはメルセデスとフェラーリだ」と語り、次のように付け加えていた。

「そのどちらとも話し合いを行っているよ」

少し前には、ヴォルフがきっぱりとレッドブルへエンジンを供給するつもりはないと語ったことが報じられていた。だが、ホーナーは「トト・ヴォルフにはそれを決める権限はない。決定権を持つのはもっと上位の経営陣だ」と主張していた。

だが、オーストリアのキッツビューエルで行われたスポーツ国際会議であるキャンプ・ベッケンバウアー世界大会の会場に姿を見せたヴォルフは、この件についてドイツの『SID通信』に次のように語った。

「彼ら(レッドブル)は交渉しているだろう。だが、それは我々とではない」

「夏にはレッドブルとの話し合いを持ったよ。そして我々はそうすることの損得に関する分析も行った。だが、そのとき具体的な交渉などは行われなかったんだ」

そう語ったヴォルフは、次のように付け加えた。

「いずれにせよ、9月には彼らとの交渉はやめにしていたよ」

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