レッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが、ソチ・オートドロームで行われるF1第15戦ロシアGP(11日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ダニール・クビアト「腕が試されるサーキット」
「ソチは現代的なスタイルを持った伝統的なサーキットだと言えるんじゃないかな。だけど、追い抜きをするためのスペースも多いし、いいレースが展開できるということが一番重要だね」
「いくつか本当に面白くて独特な区間があるんだ。例えばターン13みたいにブレーキングが難しい部分もあるしね。それにターン4もかなり厳しいよ。僕としてはかなり腕が試されるサーキットだと分類しているんだ」
「ものすごく度胸が必要なコーナーなどはないかもしれないけれど、頭を使うことが求められるし、最高の形で周回ができるようになるまでには時間もかかるだろうね。とは言え、僕のホームレースだし、僕はすごく楽しんでいるよ。昨年の雰囲気は素晴らしかったし、大勢のファンが声援を送ってくれた。またあそこに行けるのはものすごくうれしいね」
「昨年は、予選はすごくよかった(5番手)。だけど、レースは、どう言ったらいいかな、ひどいものだったよ。レースを通じて燃費の問題を抱えていたし、本当に残念な1日になってしまった。今年はファンにもっとよろこんでもらえるレースができることを期待しているよ」
■ダニエル・リカルド「施設は最高!」
「主催者は本当に素晴らしい施設を作り上げた。すべてが一流だよ。ファンのために、スタジアムセクションの周囲に本当にいい観客席が設けられているし、それによりものすごく盛り上がるんだ」
「だけど、クルマに乗っていると、90度コーナーとストレートの連続なんだ。だから、ドライバーの満足度という点では、少々欠けるかな」