マクラーレンのジェンソン・バトンが、2017年のF1改革に対する期待を語っている。
バトンはF1引退のうわさもあったが、今週、2016年もマクラーレンに残留することを発表した。
F1は2017年に大きなルール変更を予定しており、バトンはより速いF1が楽しみだと『Auto Express(オート・エクスプレス)』のインタビューで語っている。
「僕がワクワクしているのは、2017年だ」
「メカニカルグリップが大幅に高まる。僕が見た限りでは、メカニカルグリップと空力で、1周あたり4、5秒速くなる可能性もある」
「ワクワクするよ。10年前を思い出す。それに、来年はクルマのサウンドを少し良くするそうじゃないか。F1は今も悪くないけれど、これからさらに良くなるよ」
■「努力を続けていく」とホンダ八郷社長
ホンダにとっては苦戦が続いているが、バトンは次のように話す。
「毎戦、何か新しいものがある。ホンダは常に改良を続け、全力で働き続けているよ」
「エンジンについては改善が見られるし、冬の間に大きく伸びる手応えを感じている」
ホンダの八郷隆弘社長は、『Auto Express(オート・エクスプレス)』のインタビューで、F1での競争は「予想以上にし烈」だったと認め、「試練の時」に直面していると話している。
「簡単な仕事でないことは理解している。われわれのパフォーマンスが近い将来に激変すると期待すべきではない。それでも、このチームで何としても初優勝を成し遂げようと今も打ち込んでおり、将来さらに良い結果を出し、成功をつかめるよう、マクラーレンと共に今後も最善の努力を続けていく」
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