NEXT...F1開催スケジュール

マクラーレン・ホンダに相次いで明るい話題

2015年10月02日(金)6:37 am

苦戦の続くマクラーレン・ホンダだが、相次いで明るい話題が届いた。

マクラーレンは、ホンダのホームレースであるF1第14戦日本GPでも苦しみ、フェルナンド・アロンソがレース中に無線で「GP2エンジンだ」と不満を爆発させる場面もあった。

■バトンの残留を発表

ジェンソン・バトンについては、引退を考えているといううわさもあったが、1日(木)にチーム残留を発表。バトンの契約には、2年目に報酬を600万ドル(約7億円)アップすることが盛り込まれており、交渉の争点になっていると言われていた。

マクラーレン最高権威のロン・デニスも、この点についてバトンと交渉したことを認めている。

「私はビジネスマンだから、その点について彼と私で検討した」

「しかし、それが私の仕事なんだ」

しかし、結局は当初の契約通りの条件でまとまったようだ。

「1年前に双方が合意した2年契約の条件のもとで、ジェンソンは来年もマクラーレン・ホンダでレースを続ける」とデニスは声明で述べている。

■新たなスポンサーを獲得

マクラーレンにとってもう1つの明るい話題は、新たなスポンサーの獲得だ。9月30日(水)に、高級スパークリングワインのメーカーである「Chandon(シャンドン)」との提携を発表した。

シャンドンのシャンパンであるモエ・エ・シャンドンは、かつて長い間F1のシャンパンファイトで使われていた。

「名高いモエ・ヘネシー社の中でも象徴的なブランドであるシャンドンとの提携は、マクラーレン・ホンダの全員にとって非常に光栄なことだ」とデニスは声明で述べている。

マクラーレンは、今季の不振により、順位によって決まる分配金が大幅に減少するのが確実な状況だ。しかし、デニスはイギリスのテレビ局『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に次のように話している。

「われわれは極めてユニークな立場にある」

「大半の人々はエンジンに大変な金額を支払っているからね。予算をどのように組み立てるかが重要なんだ。われわれには、競争力を発揮するのに十分過ぎるほどの資金がある」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック