ホンダの母国で行われた先週末のF1日本GPでも、マクラーレン・ホンダはノーポイントに終わってしまった。
【結果】F1日本GP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
いまやフェルナンド・アロンソが公然とホンダ批判とも言える発言をしたり、ホンダがマクラーレンに対する不満を口にしたりと、マクラーレン・ホンダ内での足並みがそろわなくなってきている兆候が至る所に現れている。
だが、メルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、マクラーレンとホンダが今後もうまく団結してやっていくことを期待しているとスイスの『Blick(ブリック)』に次のように語った。
「私はただ、彼らがレッドブルとルノーが犯したのと同じ間違いをしないで欲しいと願っているよ」
「確かに、マクラーレンは初年度からホンダがもっとやれるだろうと期待していただろうし、ホンダもマクラーレンに期待していただろう。だが、これには時間が必要なんだ。メルセデスがシューマッハとロズベルグを擁して戦っていた初期のころのようにね」
3度F1チャンピオンに輝いた伝説的元F1ドライバーでもあるラウダは、最後に次のように付け加えた。
「F1では成功が保証されるというようなことはないんだ」