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フェルナンド・アロンソ「これからもホンダを応援し続ける」

2015年09月29日(火)12:22 pm

先週末に鈴鹿で行われたF1日本GP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは非力なホンダエンジンに対し、下位カテゴリーであるGP2のエンジンのようだと無線を通じて叫んでいた。

【結果】F1日本GP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

さらに、アロンソは2016年もマクラーレンに残留することになるのかという質問を受けると、「分からないよ」と答えて鈴鹿を後にしたと伝えられている。

こうしたアロンソの言動に関して質問を受けたマクラーレン・グループ最高権威であるロン・デニスは鈴鹿で次のように答えていた。

「ああいったコメントを行うことで彼が何を言いたかったのか分からない。私は今朝彼と話をしたばかりだったから驚いているよ。彼には契約があるし、その契約についてよく理解しているんだからね」

そのアロンソは、鈴鹿での決勝を終えた27日(日)の夜遅く、自身のツイッターを用いて、ああした発言を行ったのは「不満が高じた」ことが招いた「意気消沈」によるものだったと語っている。

アロンソによれば、“GP2のエンジンだ”と語ったことが国際映像を通じて全世界に伝えられてしまったものの、あれはあくまでも“個人的なおしゃべり”だったに過ぎなかったのだという。そして、自分は今後もマクラーレンとともに歩む決意であるとし、次のように付け加えている。

「僕がマクラーレンと3年の契約を結んでいることを疑う必要はないし、僕はこのチームで自分のF1キャリアを終えるつもりだ。できればタイトルを獲得したうえでね」

さらに、アロンソは母国スペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に次のように語った。

「僕は全力でホンダを応援していくよ」

「ホンダの人たちと会うと、申し訳ないと言い、我慢してくれと頼んでくる。支援する気持ちは今も同じだ。だけど、エリクソン(ザウバー)に追い抜かれてしまうのはつらいものだよ」

デニスも、こうした状況について、「我々のドライバーたちが現時点で語ることは、すべて欲求不満と失望、そして意気消沈していることから出てくるものだ」と語り、次のように付け加えた。

「我々は誰もが意気消沈している。だが、我々は目標を達成するよ。現時点ではつらさを味わっているがね」

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