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2016年F1開幕戦はやはり3月に開催か カレンダーに修正の動き

2015年09月28日(月)18:33 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、2016年のF1カレンダーに修正を加えたことが28日(月)に明らかとなった。

【参考】現時点での2016年F1暫定カレンダー

新たにアゼルバイジャンでのF1レースが加わり、今年はキャンセルとなったドイツGPがホッケンハイムで行われる予定となっていることから、来年は過去最高の年間21レースというスケジュールが組まれている。

さらに、例年は3月にシーズン開幕戦が行われていたが、来シーズンの開幕戦オーストラリアGPは4月3日(日)に決勝が予定されている。このため、来季はスケジュールが非常にタイトなものとなるため、これまでは4週間設けられていた夏休みが短縮されることになっており、F1チーム関係者からは批判的な声が上がっていた。

夏休みが短縮されたことに対する反感がチームから示されたことに対応し、エクレストンはこれまでと同じ長さの夏休みを確保するために、3週連続でのレース開催の導入や、シーズン後半のスケジュールを先延ばしにし、最終戦を12月に行うようなことも考えていると伝えられていた。

だが、このほどドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えたところによれば、メルボルンで行われるオーストラリアGP決勝の日程が3月20日(日)に前倒しされることになると報じた。そして、シーズン前テストもこれに伴って予定よりも2週間ほど早めに開催されることになるだろうという。

現時点での報道によれば、4月24日(日)に第3戦として予定されていたバーレーンGPが、オーストラリアが当初予定されていた4月3日(日)に第2戦として行われることになるのを始め、いくつかの調整が行われている。

当初の暫定カレンダーでは10月9日に決勝が予定されていた日本GPは、1週早い10月2日に変更となっているほか、9月25日に第16戦として予定されていたマレーシアGPが第20戦として11月20日に移動されている。

2016年F1カレンダーの修正は、今週水曜日(30日)にパリで開催されるFIA(国際自動車連盟)世界モータースポーツ評議会での承認を受ける必要がある。

<報じられている修正版2016年F1カレンダー>
第1戦 3月20日 オーストラリアGP(メルボルン)
第2戦 4月 3日 バーレーンGP(サヒール)
第3戦 4月17日 中国GP(上海)
第4戦 5月 1日 ロシアGP(ソチ)
第5戦 5月15日 スペインGP(バルセロナ)
第6戦 5月29日 モナコGP(モンテカルロ)
第7戦 6月12日 カナダGP(モントリオール)
第8戦 6月26日 イギリスGP(シルバーストン)
第9戦 7月 3日 オーストリアGP(シュピールベルク)
第10戦 7月17日 アゼルバイジャンGP(バクー)
第11戦 7月31日 ドイツGP(ホッケンハイム)
第12戦 8月 7日 ハンガリーGP(ブダペスト)
第13戦 9月 4日 ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)
第14戦 9月11日 イタリアGP(モンツァ)
第15戦 9月25日 シンガポールGP(シンガポール)
第16戦 10月 2日 日本GP(鈴鹿)
第17戦 10月16日 アメリカGP(オースティン)
第18戦 10月30日 メキシコGP(メキシコシティ)
第19戦 11月 6日 ブラジルGP(サンパウロ)
第20戦 11月20日 マレーシアGP(セパン)
第21戦 11月27日 アブダビGP(アブダビ)

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