鈴鹿サーキットで行われた2015年F1第14戦日本GP決勝を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
【結果】F1日本GP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■セバスチャン・ベッテル「残念だけど仕方がない」
決勝/3位
「結局のところ、今日は3位で満足すべきたくさんの理由があると思う。2回目のピットストップのときは、コースに出たらニコ(ロズベルグ)が前に出たので驚かされたよ。僕たちは十分なギャップがあると考えていた。だから、あれは僕たちのミスだったとは言えない。だけど、最後にフィニッシュラインを横切ったときにはちょっと残念に感じたけれどね。あのまま彼の前にとどまっていられたら、ニコが僕を追い抜くのは難しかったはずなんだ」
「ここでは接近するのはそれほど簡単ではないし、彼がボッタスを追い抜くのにかなり時間がかかっていたのも分かっていたからね。だけど、僕たちはメルセデスAMGのほうが速かったという事実は受け入れなくてはならないし、彼らのほうが上位で終えるにふさわしかったということだ」
「とは言え、3位と4位というのはチームにとっては素晴らしい結果だよ。かなりポイントもとれたし、厳しい状態にあった土曜日の朝からみれば、うまくばん回することができたからね」
■キミ・ライコネン「すべてがうまく作用した」
決勝/4位
「今日は、自分たちにできる限りのことはやったし、レースのスタート順位を考えれば、4位というのは最高の結果だったんじゃないかな。クルマには問題なかったし、いいスピードもあった。だけど、こういうサーキットではほかのクルマのうしろにつかえてしまうと追い抜きが難しいんだ」
「ピットストップもうまくやれたし、ボッタス(ウィリアムズ)の前でコース復帰することができた。それに、正しいタイミングで最適なタイヤを選択していた。これ以上のことはできなかったと思うよ。こういうタイプのサーキットは、今の僕たちにとっては最高とは言えないんだ。でも、今日はいろんなことがうまく作用してくれたみたいだね」
「まだやるべきことはあるけれど、僕たちは正しい方向に向けて正しいことをやっているよ。もちろん、いつだってトップとなることを目指している。だけど僕たちは去年から今年にかけて素晴らしい仕事をしてきたと思っている。これからも同じように進歩を続け、改善し続けていくよ。今日学んだことを糧として、次のレースでも最大限のことをやるつもりだよ」
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