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【ホンダF1】2017年からは複数チームへのエンジン供給も

マクラーレンのエリック・ブーリエ（レーシングディレクター）が、ホンダが2017年からほかのチームへもパワーユニットの供給ができるようになることを期待していると語った。

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今年からマクラーレンと組んでエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、ここまでのところ予想以上の苦戦を強いられている状況だ。

復帰前には、2015年シーズンはマクラーレンへの単独供給となるものの、2016年以降は複数のチームにパワーユニットを供給する可能性をも示唆していたホンダだった。だが、ホンダF1プロジェクト責任者の新井康久は、現時点ではそれに関する交渉は行っていないことを認めている。

ルノーの動向などによって来季以降のエンジン供給体制が大きく変化する可能性もささやかれているものの、ホンダに関しては2016年もマクラーレンへの単独供給ということに落ち着きそうだ。

だがマクラーレンのブーリエは、自分たちがワークスパートナーであるとの位置付けは変わらないものの、2017年シーズンからはホンダがほかのチームにパワーユニットを供給する可能性もあると示唆し、次のように付け加えた。

「正直に言って、2017年にはそうなるかもしれないし、そうあって欲しいものだよ。それはホンダエンジンが非常によくて、ほかのチームも興味を示すということだからね。だから、そういうシナリオが描ければ、それは前向きなことだよ」