マクラーレンのジェンソン・バトンは、「数週間」のうちに将来が明らかになるかもしれないと話している。
「ロン(デニス/マクラーレン最高権威)と2回ほどすごくいい話ができた」とバトンはシンガポールで地元紙の『Straits Times(ストレーツ・タイムズ)』に話している。
「僕はたくさんのことを考えてきた」とバトン。
「まだ検討すべきことは山ほどある。何も確定してはいない」
また、マクラーレン・ホンダの未来に希望を持ち続けているとバトンは話す。
「分からないじゃないか。F1では短期間で好転することもあるからね」
「ひょっとすると、来年にもマクラーレンがいい位置に戻っているかもしれないよ」
■大気汚染の状況は
F1シンガポールGP(20日決勝)を前に、パドックでは現地の大気汚染が話題になっている。
バトンは、視界について問題はないとものの、懸念はあると『Channel Newsasia(チャンネル・ニュースアジア)』に話している。
「蒸し暑いから、常に少し息苦しい感じだ」
「だから息をたっぷり吸い込もうとする。とにかく、これがレースで問題にならないことを願うよ」
フィンランドのテレビ局『MTV』のオスカリ・サーリは、経験したことのないタイプの大気汚染だと話す。
「かなり暗いし、煙のにおいがする」
「今日は1時間ほど戸外にいたが、少し目が痛くなった」
だが、ここのところの雨で問題は少し抑えられているようだ。また、金曜には風向きが変わるという予報が出ており、さらに改善すると見られている。
「今のところそれほどひどくないよ」とマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)は『De Telegraaf(テレグラーフ)』に話している。
「僕はそれほど気にならない」