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カルロス・ゴーンがレッドブルとの決別を示唆

2015年09月16日(水)16:46 pm

ルノーの最高経営責任者であるカルロス・ゴーンが、今後レッドブルとトロロッソへのF1エンジン供給を行わなくなることを示唆する発言を行った。

15日(火)に開幕したフランクフルトモーターショーを訪れていたゴーンは、決別がうわさされている世界的エナジー飲料メーカー所有の2チーム、レッドブルとトロロッソとの関係について、いまだに「交渉中」であるとしたものの、次のように続けた。

「我々としては、F1から撤退するか、あるいは自分たちのチームを持つかのいずれかになるだろう」

直接的表現は用いられていないものの、この発言からすれば、ルノーにとってはエンジンサプライヤーとしてF1にとどまるという選択肢はないということだ。

ルノーによる買収候補チームとしては、かつてルノーF1チームであったエンストンに本部を構えるロータスが最有力視されており、うわさではほぼ契約がまとまった段階だとも言われている。だがその一方で、フォース・インディアとの交渉も進められているようだとのうわさもある。

だが、ゴーンは特定のチーム名を上げることはせず、次のように答えるのみだった。

「我々は詳細な評価を行っているところだし、まだ交渉中だ」

さらにゴーンは、「勝ったときには誰もエンジンには注目しないが、負けたときには批判をされてしまうんだ」と現在の状況に不満を述べたと伝えられている。

いずれにせよ、今回のゴーン発言は、レッドブルとトロロッソとのエンジン供給契約は今季限りで終わりを迎えることになるのを強く示唆したものと受け止められている。

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