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どうなる? ジェンソン・バトンの去就

2015年09月14日(月)20:22 pm

今季はここまで苦戦続きのマクラーレン・ホンダだが、来季のドライバーラインアップについてもさまざまなうわさがささやかれている。

今季フェラーリから移籍したフェルナンド・アロンソが残留するのは間違いないが、ジェンソン・バトンに関しては、今月末に迫っていると伝えられている契約延長オプションをマクラーレン側が行使するかどうかに注目が集まっている。

その成り行き次第では、2009年のF1チャンピオンであるバトンが今季限りでF1を去る可能性もあると指摘されているが、最新の情報によれば、マクラーレンとしては来季もアロンソとバトンのラインアップで行きたいと考えているようだとも伝えられている。

しかし、F1パドック内でささやかれているうわさによれば、仮にマクラーレンがバトンの残留を望んだとしても、35歳となるバトンは今が引き際だと判断し、今シーズン限りで引退して別の道へ進むという決断を行う可能性もあるのではないかとも言われている。

8月末に39歳となった元レッドブルのマーク・ウェバーは、2013年シーズン限りでF1を引退し、昨年からWEC(世界耐久選手権)にポルシェのドライバーとして参戦している。そのウェバーは、人気ドライバーであるバトンにとって、WEC転向は賢明な選択肢となるだろうとイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「年をとってくると、すべてのことがだんだん難しくなってくるものなんだ。それはドライバーの世界でも同じだよ」

「ジェンソンを見てごらん。彼は今35歳だけど、若くて攻撃的な連中と戦っている。彼はいい成績を残してきているが、今の年齢になれば、いい辞め方をするにはいつが最善なのかということも考えないとね」

「スポーツにおいて、年齢の重さを感じさせないアスリートは2人だけだと思うよ。1人はバレンティーノ・ロッシ(MotoGP)で、もう1人はロジャー・フェデラー(テニス)だね」

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