F1にタイヤを独占供給するイタリアのピレリは、9日(水)に、今後3レースのタイヤ選択を発表した。
ナイトレースとなるシンガポールGP(20日決勝)は、ウォームアップが速く、高いメカニカルグリップを生み出すソフト(黄帯)とスーパーソフト(赤帯)を用いる。
日本GP(27日決勝)では、負荷が高い鈴鹿サーキットの高速コーナーに合わせ、ハード(オレンジ帯)とミディアム(白帯)という最も硬い組み合わせだ。
「昨年よりも時期的に早く開催されることから、若干高い気温のコンディションになる」とピレリは予想している。
続くロシアGP(10月11日決勝)は、シンガポールGP同様、最も軟らかいソフトとスーパーソフトの組み合わせ。昨年より一段階軟らかいものが選択された。
この理由についてピレリは、「昨年の初開催時からアスファルトの変化が小さいことと、2014年のデータを分析した結果」と説明している。
<F1ドライタイヤの組み合わせ>
第13戦シンガポールGP(9/18-20) ソフト / スーパーソフト
第14戦日本GP(9/25-27) ハード / ミディアム
第15戦ロシアGP(10/9-11) ソフト / スーパーソフト