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「ティフォシの前でほぼ完ぺきな1日」フェラーリ/F1イタリアGP決勝

2015年09月07日(月)2:52 am

モンツァ・サーキットで行われた2015年F1第12戦イタリアGP決勝を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。

【結果】F1イタリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■セバスチャン・ベッテル「勝利よりも大きな感激を得た」
決勝/2位
「信じられないような日になった。これまでのF1レースの中で最高の2位だよ。今日、表彰台でこれほどの感動を与えてくれたティフォシ(熱烈なフェラーリファン)のみんなにお礼を言いたい。これほど大勢のファンを目にするのは素晴らしいことだし、チームに対する応援を感じているよ。表彰台の下にファンのみんなが集まってくれているのを見ると、僕たちのやっていることがさらに価値あるものになるよ。この感激は勝利よりも素晴らしいものだ」

「ほぼ完ぺきな1日だった。僕がほぼと言ったのは、キミ(ライコネン)にスタートのとき何が起こったのかを知らないからなんだ。残念だよ。あれさえなければ、今日は僕たちのクルマはどちらも表彰台を獲得できていたはずだと思うからね」

「残念ながら、優勝するには足りなかったけれどトップスピードもよかった。でも全力を尽くしたよ。モンツァはパワーサーキットとして知られているし、メルセデスAMGが去年ここでどれほど強かったかも知っている。エンジン担当者が素晴らしい仕事をしてくれたんだと確信しているよ。もっと改善が必要な部分があるのも確かだし、一歩ずつやっていくよ。タイヤは週末を通じて問題なかった」

■キミ・ライコネン「スタートのトラブルさえなければ」
決勝/5位
「スタートのとき何が起こったのかはっきりとは分からない。僕が知る限り、自分ではすべてを正しくやっていたはずなんだ。でもクルマがアンチストールモードに入ってしまい、全然走ろうとしなかった。何が起きたのかについて正確な説明を受けてはいないけれど、あれがものすごくまずかったし、今日のレースに大きな影響を及ぼしてしまった。2番手からのスタートだったのに、数秒後には最後尾に落ちていたんだから、そういうレースを前向きにとらえるのは簡単な話じゃないよ。トップ争いをする大きなチャンスを失ってしまったんだからね」

「クルマは週末を通じてうまく機能していたし、レース中も挙動はよかったよ。最大限の力を発揮させることができたし、最後には何とか5位に上がることができた。もちろん、ちょっとがっかりしているよ。ホームレースで、僕たちのファンの前でもっといい結果を残したいと思っていたからね。だけど、最初の100メートルで一番後ろにいたことを考えれば、いい結果だったとも言えるよ」

「全体的に、週末を通じてかなりスピードは速かった。だから、ある意味では自分たちが成し遂げたことに満足すべきだと思う。だって、ここではもっと厳しいレースになるだろうと思っていたわけだからね。今日は、ストレートでかなり速いクルマを何台か追い抜くことができたのがうれしい驚きだった。それは、僕たちが正しいやり方をしており、クルマを正しい方向性へと向かわせ、すべてのエリアで改善していることを示すものだよ」

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