F1イタリアGP(6日決勝)を前に、新型エンジンに問題のないことが明らかになったとメルセデスAMGが発表した。
メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、新型エンジンに問題が発生したため、旧型エンジンで予選を戦わなければならなかった。
そのため、新型エンジンでポールを獲得したルイス・ハミルトンにも決勝で同様の問題が起きることが懸念されていた。
予選後にチーム代表のトト・ヴォルフは、「ニコのエンジンから、ルイスのレースにもリスクが伴うと思われるような問題を発見した場合は、ペナルティーを受けてエンジンを交換することも検討する」と話している。
しかし、ロズベルグのパワーユニットを調査した結果、トラブルの原因がエンジンではないことが明らかになった。
メルセデスAMGはツイッターで、問題の原因は「冷却システムの水漏れがパワーユニットを汚染したためであり、エンジン自体の問題ではないことが突きとめられた」と発表している。
問題が発生したロズベルグの新型エンジンについては、「数日かけて調査し、今後のレースで再び使用できるか決定する」としている。