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【予選速報】フェラーリ躍進 マクラーレン・ホンダQ1敗退/F1イタリアGP

2015年09月05日(土)22:28 pm

2015年F1第12戦イタリアGPが9月5日(土)、モンツァ・サーキット(全長5.793km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得した。今季11回目、通算49回目。

【結果】F1イタリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

Q1では、セッション終盤までレッドブルのダニエル・リカルドとトロロッソのマックス・フェルスタッペンのクルマの修復作業が続けられており、出走が危ぶまれる状況に。そのままこの2台がノータイムに終われば、少なくとも1台はQ2進出かと期待されたマクラーレン・ホンダ勢だが、結局最後にリカルドがマクラーレン・ホンダ勢を上回るタイムをマーク。結局ジェンソン・バトンは16番手、フェルナンド・アロンソは17番手でQ1敗退となった。ハミルトンがQ1トップタイムを刻んだ。

Q1で敗退した16番手から20番手は次のとおり。ジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソ(以上マクラーレン)、ウィル・スティーブンス、ロベルト・メリー(以上マノー・マルシャ)、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ/ノータイム)。

Q2では、リカルドが走行を行わず15番手が確定。メルセデスAMG、フェラーリ、ウィリアムズが安定したタイムを刻む中、フォース・インディア、ザウバー、ロータスによるノックアウト合戦が展開される。ここでザウバーのマーカス・エリクソンが9番手に入る健闘を見せ、メルセデスエンジンを搭載するロータスの一角を崩してみせた。Q2でもトップタイムはハミルトンがマークしている。

Q2で敗退した11番手から15番手は次のとおり。パストール・マルドナード(ロータス)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)、カルロス・サインツ(トロロッソ)、ダニール・クビアト(レッドブル)、そしてノータイムに終わったダニエル・リカルド(レッドブル)。

Q3は、別格の強さを誇るハミルトンに誰がどこまで食らいつけるかが見どころとなったが、結局ハミルトンに手が届くドライバーは出現しなかった。しかし、フェラーリ勢がチームメートのニコ・ロズベルグを上回るペースを見せる。最初のアタックではセバスチャン・ベッテルが2番手、キミ・ライコネンが3番手、ロズベルグが4番手という展開だったが、最後のアタックでライコネンがベッテルを上回る2番手に飛び込み、明日の決勝を最前列からスタートすることになった。

2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手キミ・ライコネン、3番手セバスチャン・ベッテル(以上フェラーリ)、4番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、5番手フェリペ・マッサ、6番手バルテリ・ボッタス(以上ウィリアムズ)、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手ロマン・グロージャン(ロータス)、9番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10番手マーカス・エリクソン(ザウバー)。

なお、規定外のエンジンコンポーネント交換により、以下のチーム/ドライバーに次のようなグリッド交換ペナルティーが科されることになっている。

レッドブル/ダニエル・リカルド(25グリッド)、ダニール・クビアト(10グリッド)
マクラーレン/フェルナンド・アロンソ(10グリッド)、ジェンソン・バトン(5グリッド)
トロロッソ/カルロス・サインツ(10グリッド)
※上記グリッド降格は予選セッション開始前の時点でのもの。

F1イタリアGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。

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