2016年F1カレンダーが大胆な変更を受けそうだ。
暫定スケジュールでは、全21戦もの長大なシーズンながら例年より遅く開幕するために夏休みが削られている。
これに面白くないのが各チーム首脳だ。
フォース・インディアのボブ・ファーンリーは、モンツァで次のように語る。「レースの現場部隊には夏休みが必要だ。さもないと彼らは消耗しきってしまう。あるいはチームの方で第二部隊を編成しなければならない」
折しも、夏休み期間を元に戻すため来季カレンダーの変更作業中であることが判明。ところが、例年並の夏季休暇を確保するには、マレーシアGPを移す以外に手はない。
セパンは現在、夜間レースで人気のシンガポールGPと抱合せになっているが、イギリス『Sky(スカイ)』が4日(金)に伝えたところによると、マレーシアの主催者はこれに不満だ。
だとすればマレーシアはカレンダーの最後、たとえば最終戦アブダビGPの一戦前あたりに来て、アブダビの日程は12月初旬、あるいは中旬に繰り下がるのか。
イギリス『Guardian(ガーディアン)』紙によるとF1 CEOバーニー・エクレストンは冗談か本気か、次のように語った。「(最終戦は)クリスマスイブかもな」