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ベルニュ、F1復帰の可能性を示唆

2015年08月25日(火)19:02 pm

現在フェラーリのテストドライバーを務めるジャン-エリック・ベルニュが、2016年シーズンにF1のシートを得るチャンスがあるとほのめかした。

2012年から2014年までトロロッソで活躍したベルニュだが、セバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)がレッドブルを離脱することが決定した時点で、レッドブルは2014年にトロロッソからF1デビューを飾ったばかりの若手ロシア人ドライバーであるダニール・クビアトの昇格を決定。

しかも、今季はマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツという若手コンビにチャンスを与えることを優先したレッドブルの判断により、ベルニュは2015年のシートを失ってしまっていた。

2015年にはフェラーリのテストドライバーとなるとともに、途中からフォーミュラEにも参戦していたベルニュ。今年の10月からスタートするフォーミュラEのセカンドシーズンにはDSヴァージン・レーシングから参戦を続けることも決定している。

しかし、ベルニュは、イギリスの『Downforce Radio(ダウンフォース・ラジオ)』に次のように語った。

「F1復帰に向けて、手の内には何枚かのカードがあるんだ」

「それについて話をするにはまだ少し早すぎるけれど、いくつかいい選択肢があるんだ。今後2、3か月の間にどういうふうに進展するか、様子を見ることにするよ」

まだ25歳のベルニュは、昨シーズン限りでレッドブルからの支援を失うことになったものの、一番うれしかったのは、ファンがそれからもずっと自分を応援し続けてくれていることだと次のように付け加えた。

「多くの人たちが僕のことを知っているし、僕が彼らのためにどれほど頑張ろうとしているのかも分かってくれている。もしF1に戻ることができなかったとしても、僕のキャリアはこれからもワクワクしたものになるだろうね。うれしいことに、F1のドアはまだ閉じられていないよ」

2016年には、フェラーリとの強固な技術提携のもとにアメリカのハースF1が新規参戦することになっている。そして、ベルニュに関しては、そのハースF1の初代ドライバーとなる可能性が高いとうわさされている。

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