スパ・フランコルシャン・サーキットで行われた2015年F1第11戦ベルギーGP決勝を終え、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが次のようにコメントした。
【結果】F1ベルギーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ジェンソン・バトン「補助パワーがまったく回生されなかった」
決勝/14位
「レース序盤から、ERS(エネルギー回生システム)による補助パワーに問題を抱えてしまったんだ。ときどき、違う場所で出力が行われたんだけど、本来必要な回生やエネルギーの発生はされていなかった。例えば、ラディオンを過ぎるとすぐにパワーがなくなってしまい、そこからはICE(内燃機関)だけに頼るしかなかった」
「多くのパワーが失われたし、ケメルストレートやブランシモンへ続くストレートでも、一切補助パワーを受けることができなかったんだ。そういう状況だと、やれることはもうほとんどないよ」