2015年F1第11戦ベルギーGPが8月23日(日)、スパ・フランコルシャン・サーキット(全長7.004km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた決勝でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが優勝した。今季6勝目、通算39勝目。
【結果】F1ベルギーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
このレースから決勝スタート時の手順に関するルールが変更されたが、2番手からスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手スタートのバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が順位を落とし、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)が2位に上がる。予選4番手となりながらもギアボックス交換により9番手からスタートしたロマン・グロージャン(ロータス)も順位を上げ、上位争いは混とんとした状態となる。
しかし、レースが進むにつれ、ロズベルグが徐々に順位をばん回。終盤はハミルトンとの1-2体制を築いていく。一時は表彰台を狙える位置にいたレッドブルのダニエル・リカルドがトラブルでリタイアとなる中、8番手からスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は1ストップでレースを走り切る戦略をとる。
終盤、ベッテルとグロージャンによる3位表彰台争いが展開されるが、残り2周となったところでベッテルの右リアタイヤが破裂してしまうハプニングが発生。これによりグロージャンが2013年のアメリカGP以来の表彰台確保を決定づけた。
4位以下は次の通り。4位ダニール・クビアト(レッドブル)、5位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、6位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、7位キミ・ライコネン(フェラーリ)、8位マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、9位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、10位マーカス・エリクソン(ザウバー)。
グリッド最後尾からスタートしたマクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが13位、ジェンソン・バトンが14位でベルギーGP決勝を終えている。
次戦、F1第12戦イタリアGPは、9月4日(金)の現地時間10時(日本時間17時)に開幕。決勝は9月6日(日)の現地時間14時(日本時間21時)に行われる。
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