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今後のドライバー移籍のカギを握るのはルノー

2015年08月20日(木)16:55 pm

19日(水)にフェラーリがキミ・ライコネンとの契約を2016年まで延長したことが明らかとなった。

ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)やロマン・グロージャン(ロータス)は、来季に向けたドライバー移籍のカギを握るのがライコネンだろうと以前から語っていた。つまり、ライコネンの去就が確定すれば、ほかのドライバーたちの動きもおのずと決まってくるだろうというわけだ。

だが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のベテラン記者であるミハエル・シュミットは、ほかにもドライバー市場の動向に影響を及ぼすことはあると次のように主張している。

「ほかのドライバーたちの動きは、ルノーが再びワークスチームでF1に臨むか否かがはっきりした時点で、落ち着くべき所に落ち着くことになるだろう」

仮にルノーがロータスを買い戻すことになった場合には、ルノーと石油会社のトタルという強力なスポンサーを持つチームが誕生することになる。そうなれば、パストール・マルドナードが現在ロータスに持ち込んでいるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)というスポンサーはもはや必要ではなくなるだろうとシュミットは予想しているのだ。

一方で、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)については、2017年以降にフェラーリのシートを獲得することを目指し、実質的にフェラーリのBチームとして2016年にF1参戦を開始するハースF1へと移籍する可能性が高いと見られている。

その場合、新ルノーF1のシートを失ったマルドナードがフォース・インディアへと移籍することになるかもしれないとシュミットは見ているようだ。

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