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フェラーリ、来季は現ドライバー体制を維持すべし

2015年08月12日(水)18:06 pm

夏休みを迎えているF1だが、フェラーリの来季以降のドライバーラインアップに関するうわさは今もにぎやかにささやかれ続けている。そんな中、かつてフェラーリやマクラーレンで活躍した元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、フェラーリは、少なくとも来季は現ドライバー体制を維持すべきだと示唆した。

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当初、フェラーリでは来シーズンはキミ・ライコネンに代えて、同じフィンランド出身のバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)にシートを与えるのではないかと伝えられていた。

■強まったキミ・ライコネン残留説

だが、夏休み前最後のレースとなった第10戦ハンガリーGPでライコネンがいいパフォーマンスを発揮したことから、ライコネンが来年もフェラーリとの契約延長を勝ち取ることになるのではないかとの見方も強くなってきているようだ。

今季のライコネンの調子について質問を受けたベルガーは、『f1-insider.com』に次のように答えた。

「難しい質問だね。だが、セバスチャン(ベッテル)のほうが一歩前を行っているのは間違いない」

「だが、キミのいいところは、彼は政治的な動きを全くしないということだ。彼はただ自分の仕事をできるだけ穏やかにやろうとする人物なんだ。だから、彼らはいいドライバーコンビネーションとなっているよ」

フェラーリはライコネンを来季も確保しておくべきかと尋ねられたベルガーは、「それはフェラーリが決めることだ」と答えると、さらに次のように続けた。

「どこかの時点では、彼らももっと若手が必要になるだろう。だが、そうするのはいつが理想的なのかということによってくる。そして、恐らく、今はそのタイミングではないだろうね」

■2017年にフェルスタッペン獲得を目指す?

最新のうわさによれば、フェラーリは2016年にはベッテルのチームメートとしてライコネンを続投させ、2017年に今季17歳でF1デビューを飾ったマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)を獲得するつもりではないかと言われている。

「非常に面白い話だね」

レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコは、ほほ笑みながらそう語ると、次のように続けた。

「だが、私はマックスがレッドブルと長期契約を結んでいることを知っているし、そこには2017年も含まれているよ」

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