1997年のF1王者ジャック・ビルヌーブが、2015-16年のフォーミュラEにベンチュリから参戦することが発表された。
ビルヌーブは、先週ポール・リカールで行われたベンチュリのテストに参加していた。
ビルヌーブの参戦と共に、ステファン・サラザンのチーム残留も発表され、昨シーズン在籍していたニック・ハイドフェルドはシートを失う形となった。
44歳のビルヌーブは、テストを振り返って次のように語っている。
「ああいうコースをシングルシーターで走るのは10年ぶりだった。でも、自転車と同じで絶対に忘れないものだ。最高の幸せを感じた」
また、フォーミュラE参戦について、ビルヌーブはこう話す。
「昨シーズン、フォーミュラEのドライバーに会うたびに、本当に興味深い選手権だと聞いていたんだ」
「ワクワクしているよ。ベンチュリのチームとの仕事は、雰囲気が最高だ。その影響は大きいよ。それに、ステファン・サラザンのことはよく知っているし、お互い信頼し合っている」
ベンチュリのCEOジルド・パストールは、次のように述べている。
「偉大なチャンピオン、ジャック・ビルヌーブを迎えられて本当にうれしく思う。F1チャンピオンがドライバーとしてフォーミュラEに参戦するのは彼が初めてだ」
「ジャックとステファンという経験と才能にあふれた2人を得て、非常に満足している」