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フェラーリ、ライコネンとの延長オプションは行使せず?

2015年07月29日(水)17:42 pm

フェラーリでは、キミ・ライコネンに対して有している2016年の契約延長オプションを行使しないことになりそうだ。

『Blick(ブリック)』のベテラン記者であるロジャー・ブノワは、仮にフェラーリが2016年もライコネンとの間で現在の契約を延長したいと望むのであれば、7月31日(金)までに決断をする必要があると指摘している。フェラーリ側が持っている契約延長オプションの行使期限がその日までとなっているためだ。

だが、フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、次戦F1ベルギーGP(8月23日決勝)までの4週間にわたる夏休みの間には、「ドライバーに関する問題」について一切考えることはしないと主張し、次のように語っている。

「夏安みには、夏休みを楽しむものさ。泳ぎに行ったり、山登りをしたり、マウンテンバイクで遊んだりね。そうでなければ、休みとは言えないよ」

フェラーリが、オプション行使期限までにその権利を行使しなければ、ライコネンも、フェラーリを始め、ほかのどのチームとでさえ、2016年に向けてまったく新しい契約についての交渉を行うこともできる。そして、もちろん、フェラーリもライコネン以外のドライバーを選択することもできる。

そして、一部には、フェラーリはすでにウィリアムズからバルテリ・ボッタスの契約を買い取ったと報じているメディアもある。

だが、ブノワは、ウィリアムズではボッタスを手放す見返りとして1,200万から1,800万ユーロ(約16億円から25億円)をフェラーリに求めたものの、結局フェラーリがその条件をのまなかったようだと書いている。

『Blick(ブリック)』は、フェラーリの会長であるセルジオ・マルキオンネの次のようなコメントを紹介している。

「これはサッカーではないんだ。だから、こうした移籍金の話は忘れるべきだ」

一方、ブノワは、ロマン・グロージャンもロータスとの間に2016年まで契約を有しているものの、仮にフェラーリやメルセデスAMGといったトップチームからのお誘いがかかれば、ロータスとの契約は解除できるという特別条項がその契約の中には盛り込まれていると指摘している。

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