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「メルセデスAMGが最強であることに変わりはない」とフェラーリのボス

2015年07月28日(火)19:44 pm

先週末のF1第10戦ハンガリーGPはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが表彰台の中央に立った。ベッテルの優勝は、第2戦マレーシアGPに続き、今季2回目のことだ。

【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

ハンガリーGPでは、最終的にはマシントラブルでのリタイアを余儀なくされたものの、チームメートのキミ・ライコネンも強力なパフォーマンスを発揮。一時はフェラーリの1-2フィニッシュも間違いないと考えられるほどだった。

こうしたことから、夏休みを経て、シーズン後半にはフェラーリがメルセデスAMGとともに今年のF1タイトル争いを繰り広げることもできるのではないかとの期待も出てきているようだ。

だが、かつてベネトンやルノーF1でチーム代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレは、イタリアの『ADNkronos(クロノス通信)』に対し、「今年は無理だろうね。だけど、来年は(チャンスがあるかもしれない)」と語った。

そして、フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネも、そのブリアトーレの見方に賛成のようだ。

アリバベーネは、今回ベッテルが今季2勝目をあげたが、それはシーズン開始前に自分が掲げていたシーズン2勝という目標が達成されたに過ぎないと主張し、次のように続けた。

「3回優勝できたら、もう天国にでもいるような気分になるだろうね。ここまでに2勝できた。だが、我々はこれからも地に足をつけてないとならない。メルセデスAMGが最強チームであることに変わりはないからね」

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