レッドブルのダニール・クビアトが、今年のF1ロシアGP(10月11日決勝)開催を大きく後押しすることになるかもしれない。
【結果】F1ハンガリーGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
昨年、ロシアで初めてのF1グランプリを開催したソチ・オートドロームだが、深刻な経済危機に見舞われていることにより、6月には政府から巨額の補助金が支給されない限り、今年のレース開催は難しいのではないかとのニュースが報じられていた。
だが、レース主催者であるセルゲイ・ボロビョフは、今季のロシアGP開催に関しては心配はしていないと主張。さらに、先週末のハンガリーGP決勝でロシア出身の若いクビアトが初めて2位表彰台を獲得したこともあり、開催に向けての気運がさらに高まるだろうと、『Tass(タス通信)』に次のように語った。
「ダニールは、非常に素晴らしい能力を秘めたドライバーだ。そのことが示され始めたのはいいことだね」
「ソチでは、彼が優勝争いができることを期待しているよ」とボロビョフは付け加えた。