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2017年からのタイヤサプライヤー決定権はエクレストンの手に

2015年07月23日(木)17:08 pm

現在のF1タイヤサプライヤーであるピレリとF1との契約は2016年までとなっており、2017年から2019年にわたってタイヤを供給するメーカーについては、今後入札の手続きが進められていくことになる。

だが、最終的なタイヤサプライヤー決定に関してはF1最高責任者であるバーニー・エクレストンに委ねられることになりそうだ。

20日(月)には、統括団体であるFIA(国際自動車連盟)に対して正式な入札参加申請を行ったピレリと対抗馬となるミシュランは、いずれも2017年からサプライヤーとしての義務を果たすだけの資質を備えていると認められたと伝えられていた。

エクレストンとしては、現在のサプライヤーであるピレリを推していると言われている。その一方で、フランス出身のジャン・トッドFIA会長は、フランスのメーカーであるミシュランとの契約を望んでいるようだともうわさされている。

そんな中、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、ピレリとミシュランはいずれもFIAから入札参加資格を満たすことが認められたものの、最終決断を下すのはエクレストンになるだろうと報じている。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』によれば、ピレリとミシュランとの交渉に関しては、エクレストンが率いるF1商業権管理会社であるFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)が主導していくことをFIAが認めたという。

そして、エクレストンによって行われた決定は、9月末にパリで行われる世界モータースポーツ評議会で承認を受けることになるという。

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