ロータスが、訴えを起こしたサプライヤーとの間に和解が成立し、管財措置命令を受けることを免れたと報じられている。
7月初旬に、ロンドンの裁判所の広報官が、債権者がロータスに対して破産宣告を行うよう申し立てを行ったという報道を認めていた。
そして、その訴えを起こしたのはトランスミッションの製造会社であるエクストラック社であることも確認されていた。
この裁判に関しては、7月20日(月)まで審理が中断されることになっていたが、これはロータスとエクストラックが問題解決に向けての交渉を行わせることが目的だったと考えられている。
だが、17日(金)の時点では、「ロータスF1チーム」が依然として裁判所の「会社清算リスト」に記載されていた。
しかし、審理が20日(月)に再開されたものの、ロータスへの会社清算手続き開始命令は再び延期されることになったという。
スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は次のように伝えている。
「ロータスはエクストラックとの間で合意に至った。これは両者に、長期的にわたって高額の費用がかかる裁判を継続することを避けたいという思惑があったためだ」
「さらに、ロータスは裁判官からの要請に応じて、ほかの債務者たちにもいくばくかの支払いを行った」とレイモン・ブランカフォルト記者は付け加えている。