NEXT...F1開催スケジュール

フェラーリの「ドアをノックしている」とヒュルケンベルグ

2015年07月20日(月)20:03 pm

フェラーリのキミ・ライコネンのシートをめぐる争いはまだ続きそうだ。

先週、イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)のフェラーリ移籍が合意に達したと報じた。

しかし、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は決着がついていないと伝えている。ボッタスとの契約を2016年まで延長するオプションを握るウィリアムズが、フェラーリに対して1850万ユーロ(約25億円)もの金額を要求しているというのだ。

また、フィンランドのテレビ局『MTV3』でF1解説を務め、事情通として知られるオスカリ・サーリも、「合意に至る可能性はあるが、イタリアの報道はいくらなんでも時期尚早だ」と否定している。

ボッタスのマネージメントにかかわっているメルセデスAMGチーム代表のトト・ヴォルフは、「(フェラーリと)合意に至る可能性は50%」と話している。

■フェラーリ移籍を目指しているとヒュルケンベルグ

もう1人、ライコネンの後任候補と目されているのが、今年のル・マン24時間レースで優勝したニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)だ。

ヒュルケンベルグは、ドイツのテレビ局『ZDF』に次のように語っている。

「今後の数週間ですべてがはっきりすると思う」

「当然、興味を持っている選択肢はいくつかある。フェラーリにノーと言う者はいないよ。僕自身も、ドアをノックしている」

ヒュルケンベルグにとってフェラーリ移籍の最大の障壁はドイツ人であることだと言われている。フェラーリには、同じドイツ人のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がいるからだ。

「僕にとって国籍が有利な条件になっていないのは確かだ」

「でも、それが決め手になる要素なのかどうか、僕には分からない。どちらにしても、選択肢はほかにもあるよ」

「僕に関心を示しているほかのチームがいくつかある。様子を見てみよう」

「展開によるよ。キミはどうなるのか。ボッタスはどうするのか」

「1つ動き出せば、ドミノ現象が起きるだろうね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック