ポルトガルのモータースポーツ専門誌である『Diario Motorsport(ディアリオ・モートシュポルト)』が、ウィリアムズがフェリペ・マッサに対して2016年の契約延長オプションを行使したと報じている。
同誌は、2013年にもマッサがフェラーリからウィリアムズへ移籍することをいち早く正確に報じていたことで知られている。
現在、マッサのチームメートであるバルテリ・ボッタスが来季フェラーリへ移籍するようだとの報道が大々的に行われているが、『Diario Motorsport(ディアリオ・モートシュポルト)』はマッサが来季もウィリアムズにとどまるのは確実だと主張している。
34歳となるマッサも、今年の7月初旬には来季もウィリアムズに残留することを希望していると次のように語っていた。
「ここで仕事をするのが好きなんだ」
「チームは僕にすごく敬意をもって接してくれるし、僕たちはいい働きをしてきた。ほかのチームとは話などしていないよ。なぜ何か必要があるんだい?」
一方、ボッタスのほうは少し前に、大きな予算を持つメルセデスAMGやフェラーリが積極的にF1カーの開発を進める一方で、ウィリアムズは今後も「厳しい時期」が続くことになるだろうと語っていた。
だが、マッサは少し違う考えを持っているようだ。
マッサは母国ブラジルの『UOL Esporte(ウニヴェルソ・オンライン・エスポルチ)』に次のように語った。
「シルバーストンでの僕たちのペースは、僕たちが仕事への取り組み方やクルマの開発の仕方をよく分かっていることを示すものだった。そして僕たちはずっと改善を続けることができているし、どのレースでもフェラーリより強くなるだろう」
「僕たちはまだ戦えるよ」とマッサは付け加えた。