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「ドライバーの腕が試されるサーキット」レッドブル/F1ハンガリーGPプレビュー

2015年07月20日(月)10:58 am

レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、ハンガロリンクで行われるF1第10戦ハンガリーGP(26日決勝)に向けて意気込みを語った。

【写真】F1ハンガリーGPの美女たち

■ダニエル・リカルド「ここでの予選は最高」
「夏のヨーロッパで行われるレースは好きなんだ。気温も高いし、天気がいい場合も多いからね。それに今回は夏休み前の最後のレースだから、誰もがいい雰囲気で迎えることになる。日曜日の夜にはいつもすごくいいパーティーが行われるよ。夏休みに入るから、みんなもここにとどまって楽しもうとするからね。ブダペストはすてきな街だし、いいレストランやバーがある。そして本当に熱心なファンもいるから、レースをするには本当に素晴らしいところだよ」

「予選走行に関しては、シーズンの中でも最高の部類に入る素晴らしいサーキットだね。タイトで曲がりくねっているし路面の凹凸もある。あちこちで縁石をうまく使う必要があるんだ。だから、少ない燃料で新しいタイヤを履いて限界まで攻めるのはすごく楽しいんだよ。だけど、それと同じ理由によってレースは厳しいものになる。かなりタイトだから追い抜きのチャンスはそれほどないからね」

「昨年は僕にとっては素晴らしいレースになった。3勝のうちの1勝をあげたのがここだったし、レースで一番興奮できたのがここだったんだ。自分で判断するのは難しいけれど、3勝したレースの中では多分ここのパフォーマンスが最高だったんじゃないかな。僕がトップに立つまでに追い抜いたドライバーたちが誰だったのかということを考えればね。彼らよりもいい状態のタイヤがあったし、チームによる素晴らしい戦略もあった。だけどフェルナンド(アロンソ/当時フェラーリ)やルイス(ハミルトン/メルセデスAMG)はそれほど簡単に追い抜くためのスペースを与えてくれたりはしないからね。僕も本当に懸命にチャレンジするしかなかったよ」

■ダニール・クビアト「難しいからこそ楽しめる」
「フォーミュラ・ルノー2.0時代にここでは常に楽しんできたよ。現在のF1カーにとっては、ちょっとばかりコース幅が狭すぎるかもしれないけれどね。それでも、予選では本当に限界まで攻める必要がある。常にギリギリのところまで攻めるから、息を抜くことなど絶対にできないんだ。それがこのサーキットの最大の特徴だと思うよ」

「2012年にはここでフォーミュラ・ルノー2.0でポール・トゥ・ウィンを達成したし、GP3のメインレースでは表彰台にも上った。だからここにはかなりいい思い出があるんだ。かなり腕が試される。コーナーでは正しい軌道を描く必要があるし、間違ったラインを選択するようなミスを犯すことは許されない。正しい走りをするのがかなり難しいサーキットだけど、だからこそ楽しめるんだ」

「ブダペストはすごくいい街だ。もちろん、ばか騒ぎをするようなことはしないけれど、川沿いにすごくいいレストランもいくつかあるよ。特にお気に入りのイタリアンの店があって、時間があればよくそこへ行くんだ。川沿いだから雰囲気がよくて大好きなんだよ」

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