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早くも話題に上るボッタスの後任。筆頭候補はナッセ?

2015年07月17日(金)19:38 pm

F1ドライバーの移籍情報が飛び交う「シリーシーズン」がいよいよ佳境に入ってきたようだ。

【関連記事】フェラーリがボッタスとの契約に合意との報道。ライコネンの放出決定か

イタリアの『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』が17日(金)、フェラーリが1,200万ユーロ(約16億円)を投じてウィリアムズからバルテリ・ボッタスの2016年の契約延長オプションを買い取ったと報じたことはすでにお伝えした通りだ。

そして『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』はさらに、来季ボッタスの後任としてウィリアムズのシートに座るのは、昨年まで控えドライバーを務め、今季ザウバーからF1デビューを飾ったフェリペ・ナッセだろうと書いている。

フェラーリでは、キミ・ライコネンとの契約延長オプション行使期限である7月31日が過ぎた8月初旬にボッタスとの契約締結を正式に発表することになるだろうと同紙では見ているが、これによりドライバーの「玉突き」現象が起きてくるだろうとし、「少なくとも4チーム」にこの影響が及ぶのではないかと推測している。

昨年までウィリアムズの控えドライバーを務めていたナッセは、現在はザウバーに所属しているもののブラジル銀行という堅実なスポンサーを抱えている。

そのナッセは今週、母国ブラジルの『UOL Esporte(ウニヴェルソ・オンライン・エスポルチ)』に対し、「僕に関しては、まだ何も聞いていないんだ。もちろん、常にうわさはあるけれどね」と語ると、今年7月に入ってからザウバーの技術責任者に就任したマーク・スミスのことにも言及しながら、次のように付け加えていた。

「でも僕はザウバーでやりたいと思っているし、2016年にはもっとクルマを改善する計画もあるんだ。多くの取り組みがなされているし、新しい技術責任者も来たしね」

だが、そのナッセは6月には開発資金不足によりシーズン中盤に失速状態に陥ったザウバーに対する不満を明らかにしており、ブレーキトラブルが立て続けに起こるような状況は「受け入れられない」と語っていた。

ブラジルの『Globo(グローボ)』からウィリアムズ復帰の可能性について尋ねられたナッセは、「まだその話をするには早すぎると思うよ。僕にはザウバーとの契約もあるしね」と答えつつ、次のように付け加えた。

「僕は2014年に彼ら(ウィリアムズ)と素晴らしい1年を送ったし、ドアは開かれていると思う。これから先、どんなチャンスが訪れるかなんて誰にも分からないよ」

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