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ジェンソン・バトン「2016年の選択肢はいろいろある」

2015年07月15日(水)16:57 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンが、最近報じられている通り、自分が2016年に今と同じチームのシートに座っているかどうかは分からないと認めた。

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マクラーレン・グループ総帥であるロン・デニスは、F1イギリスGP(第9戦)が開催されたシルバーストンにおいて、「ジェンソンはマクラーレンと2年の契約を結んでいる。現時点ではほかのドライバーたちのことなど考えてもいないよ」と語っていた。

だが、イギリスのメディアはすぐにこのデニスのコメントに対応。バトンの契約は正しくは2年契約ではなく、「1年契約+1年のオプション」であると報じていた。つまり、2016年もバトンと契約を延長するかどうかはマクラーレン次第だということだ。

その後の報道によれば、マクラーレンがバトンの契約を延長したいと考える場合には9月中旬までにそのオプション権を行使しなくてはならないという契約となっているという。そして、バトンのほうは、もしバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)がフェラーリに移籍することになれば、そのシートを獲得することを視野に入れているようだとも伝えられている。

デニスがシルバーストンで行ったコメントをそのまま受け止めれば、バトンは2016年もマクラーレンに残留することになると考えられる。だが、その件に関する質問を受けたバトンは、次のように答えた。

「それは保障されているわけじゃないんだ。それに、いつだっていろんな選択肢があるよ」

一方、2016年には過去最高となる年間21レースが開催される件について質問されたバトンは、ドライバーよりもメカニックたちへの負担増のほうが大きい問題だと主張している。

バトンに言わせれば、すでに現状においても、メカニックたちは「家に帰って家族との時間を持つこと」が非常に難しい状態となっており、これまでよりもタイトなスケジュールで年間21レースを開催するとなれば、その問題はさらに深刻なものとなるだろうというわけだ。

「カレンダー(レース開催期間)の長さに関しては、まず何よりそのことを慎重に考えるべきだと思うよ」とバトンは付け加えた。

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