今季も圧倒的な力で首位を独走しているメルセデスAMGだが、来季に向けては、意外なチームをライバル候補として警戒しているようだ。
メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターを務めるトト・ヴォルフは、2016年に新規F1参入を果たすアメリカのハースF1が最初から強力なライバルとして登場する可能性があると見ている。
「新チームは現在厳しく制限されている空力テストも全く自由に行うことができる立場にある。それはかなり有利なことだ」
F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトを通じて『Forbes(フォーブス)』にそう語ったヴォルフは、次のように付け加えた。
「ハースは、ほかのどのチームと比べても、大きなアドバンテージを持って参入してくるだろう」