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調子を取り戻したダニール・クビアト

2015年07月09日(木)17:43 pm

ダニール・クビアト(レッドブル)がチーム内での信頼を取り戻しつつあるようだ。

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昨年トロロッソからデビューしたばかりのクビアトは、セバスチャン・ベッテルの離脱に伴い、わずか1年でトップチームであるレッドブルへと昇格していた。

だが、今シーズン序盤は、搭載するルノーエンジンのトラブルに見舞われる不運もあって苦戦。特に予選においてはレッドブルでは1年先輩となるダニエル・リカルドに大きな差をつけられるレースも多かった。

一方で、今年トロロッソからデビューしたマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツはシーズン序盤から予想以上の活躍を示し、レッドブルのヘルムート・マルコも、自らが責任者として運営に当たっているレッドブルのドライバー育成プログラムには「2人の飛び抜けた若いドライバー」がいると大絶賛。

ちまたでは、2016年にはフェルスタッペンかサインツのどちらかがクビアトに代わってレッドブルのシートを得るのではないかとのうわささえささやかれている。

だが、クビアトも最近はすっかり調子を取り戻してきたようだ。第7戦カナダGP以降は3レース連続でリカルドを予選で上回ると、決勝でも着実にポイントを重ね、一時は20ポイントも開いていたリカルドとの差も現在では9ポイントに縮まってきている。

マルコもそんなクビアトについてスペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』に次のように語った。

「ダニール・クビアト(レッドブル)はレッドブルでは厳しいスタートを迎えていたが、それは主に技術的問題によるものだったんだ」

「だが、彼も今ではばん回してきている。我々は持てるものを最大限に利用するしかないが、これほどパワー面で不利な状況を抱えているとドライバーのやる気を維持するのも難しいものなんだ」

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