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フェルスタッペンのフェラーリ移籍などありえないとレッドブル

2015年07月07日(火)16:49 pm

レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコが、最近報じられたマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)のフェラーリ移籍のうわさを否定した。

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フェルスタッペンの17歳でのF1デビューには批判的見方が多かったのも事実だ。だが、フェルスタッペンの才能を見抜いてレッドブルの育成ドライバーとして契約を結んだマルコは、周囲の批判的意見にもかかわらず今季ジュニアチームのトロロッソからフェルスタッペンをデビューさせていた。

そして、今やフェルスタッペンの才能を疑う者はいない状況となっており、今季限りでシートを失う可能性が高いのではないかと考えられているキミ・ライコネンに代わって、来季には名門中の名門F1チームであるフェラーリに移籍するのではとのうわさまでささやかれるほどになっている。

しかし、マルコは、フェルスタッペンが1年限りでフェラーリへ移籍することなどありえないと、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』に次のように主張した。

「そういう推測をしても何の意味もない」

「マックスはレッドブルとの間に複数年契約を結んでいるんだ。彼は来年もトロロッソで走るという計画になっている」

先週末のF1イギリスGPのフリー走行ではフェルスタッペンやチームメートのカルロス・サインツがレッドブルよりも上位につけるという活躍を見せたことにより、トロロッソの若いF1ドライバーコンビへの注目度もさらに高くなってきている。

だが、マルコは、いくらフリー走行でいい走りを見せたとしても、予選や決勝で結果を出せなければ意味がないと次のように続けた。

「マックスは金曜日と土曜日の午前中には非常によかった。だが、予選や決勝ではそうではなかった」

「確かに土曜日(予選)には技術的問題を抱えるという不運もあった。だが、経験によるものも大きいんだ。金曜日の午前中に3番手になることはそれほど重要ではない」

そう述べたマルコは、次のように付け加えた。

「概して、トロロッソは週末を通じていい成績を残せるようになる必要があると思っているよ」

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