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モンツァとエクレストン、再び話し合い

2015年07月05日(日)13:29 pm

F1カレンダーに残るかどうか微妙なイタリアGP。モンツァは、何とかレースを残す取り組みに力を入れている。

最近、モンツァと会談を行なったバーニー・エクレストンは、事態が「こう着」したと話すに至っている。これを受けてモンツァは今週ふたたび、エクレストンとの会合に臨んだ。

「交渉にはアンドレア・デッロルトも出席し、前向きな話し合いになった」とシルバーストンでイタリア『Sky(スカイ)』に語るのは、元F1ドライバーで現在はモンツァのサーキット代表、イバン・カペリだ。

デッロルトはイタリアの実業家。モンツァならびブリアンツァ地域の経済団体で会長を務めている。

「新たな4年契約締結に至る道すじは見えた。われわれは地元自治体、広く地方や政府と連携し、新契約の署名に必要となる原資を集めなければならない」

そのうちロンバルディア州はロベルト・マローニ知事がキャンペーンの先頭に立つなど、協力的な姿勢を示している。グランプリ救済の嘆願書には、すでに数千の署名が集まった。

マローニ知事はイタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に、次のように話す。「9月のF1イタリアGPにトラック一杯分の署名を持ち運び、エクレストンに、モンツァがモンツァたるところを知らしめるのが目的だ」

「彼(エクレストン)にはこれまでの、とうてい持続不可能な、常軌を逸した要求を取り下げ、サーキットと新たな契約を結んでもらいたい」

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