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「今のF1には紳士がいない」とルイス・ハミルトン

2015年07月02日(木)16:59 pm

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、最近のF1には「子供」が増え、「紳士」が少なくなったと主張している。

ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に、「今のF1には子供が多すぎるよ」と語った30歳のハミルトン。彼が指摘しているのは大きな話題となった17歳のマックス・フェルスタッペン(トロロッソ)を始め、そのチームメートである20歳のカルロス・サインツや、21歳のレッドブルのダニール・クビアトといったF1新世代のことだ。

ハミルトンは、現在のF1と、伝説的元F1ドライバーであるスターリング・モスなどが活躍していた1950年代と比較し、次のように続けた。

「あのころは、ドライバーたちは本当の紳士だった。忠誠心や友情といったものが大きな役割を演じていたんだ」

自分が生まれるはるか以前の時代を引き合いに出したハミルトンは、次のように付け加えた。

「今のF1にはもはや紳士などいないと思うよ。誰もが自分のことだけを考えているからね」

自分の飼っている犬を連れてピットを歩き回ったり、派手なアクセサリーを身に付けたりしたことで批判を受けることも多かったハミルトンの口からこういう話が出てくるのも少し意外だと言えるかもしれない。

だが、ハミルトンが不満に思っているのはそれだけではないようだ。

「パドックの女の子が減ったのもさびしいね。今では大勢の男たちであふれていて、面白くもなんともないよ」とハミルトンは付け加えた。

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