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フェラーリのボス、ライコネンやモンツァのうわさに言及

2015年06月26日(金)17:22 pm

フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネが、最近うわさにのぼっているF1イタリアGPや来季のドライバーラインアップに関してコメントを行った。

F1イタリアGPの開催サーキットとして知られるモンツァ。今年も第12戦として9月6日(日)に決勝レースが開催されることになっている。

だが、財政面で苦境に立たされるモンツァが今後もイタリアGPの開催を継続し、F1カレンダーにその名を残すためには、例えばかつてサンマリノGPを開催していたイモラ・サーキットなどと隔年で交互開催することが最善の策かもしれないと報じられている。

だが、イタリアの名門F1チームであるフェラーリも、自社所有のムジェロ・サーキットでのF1開催を望んでいるのではないかとのうわさもささやかれ続けてきている。

ミラノにおいて『La Repubblica(レプブリカ)』からこの件に関する質問を受けたアリバベーネは、次のように答えた。

「我々はイタリアでのグランプリ開催に影響を及ぼすような決定には関与していない」

「もちろん、イタリアGPはモンツァで行われるものだし、我々は何度もそう語ってきている」

「私も、ムジェロは非常に腕が試されるサーキットだと思う。だが、イタリアGPはモンツァのものだし、今後もずっとそうなるだろう」

一方、フェラーリに関するもうひとつの大きな話題は、2016年のドライバーラインアップに関するものだ。今季限りでキミ・ライコネンの契約が満了となることに伴い、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスがその後任として来季からセバスチャン・ベッテルのチームメートとなるのではないかとのうわさが最近特に強くささやかれるようになっている。

この件に関し、アリバベーネはこれまでの発言を次のように繰り返すのみだった。

「(フェラーリ会長のセルジオ)マルキオンネはその件について明確にしているし、私自身もこれまで常に明確にしてきている。ライコネンの将来は、彼の手の内にあるのだとね」

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