オーストリアのレッドブルリンクで行われているF1合同テストで、ウィリアムズが大胆な小型ウイングをテストして注目を集めた。
小型ウイングは両リアタイヤのすぐ手前のフロアに取り付けられているが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者がほかのチームに聞いたところ、これはルール違反に当たるという。
「間違いなく違法だ」とあるライバルチームの関係者が語ったと記事は伝える。
「どうやらウィリアムズは、マシン後方に少しダウンフォースを増やした場合のシミュレーションを簡単にやりたかっただけのようだ」
もう一つ目を引いたのが、フォース・インディアがテストしたBスペックだ。新しいノーズ先端には大きな「鼻の穴」が2つ開いている。
だが、こちらは合法だとやはり『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のトビアス・グルナー記者が伝えている。
「義務付けられているFIA(国際自動車連盟)のクラッシュテストを2回目のトライで通過した」と記事は伝えている。