今年は観客数が大幅に減少するだろうと伝えられていたF1オーストリアGP(第8戦)だが、実際その通りの結果となってしまった。
昨年、新装されたレッドブルリンクで11年ぶりに復活したオーストリアGPには、観客席を埋め尽くす9万人の観衆であふれかえっていた。
だが、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙が報じたところによれば、今年の決勝日の観客数は55,000人にまで減ってしまっていたという。
しかし、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンは、そうした状況にもかかわらずレースを主催したレッドブルに対して称賛の言葉を送ったとされている。
「素晴らしい」と『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』に語ったエクレストンは、次のように付け加えた。
「一番よかったのは、誰も、何も文句を言っていないということだ」