2015年F1第8戦オーストリアGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、次のようにコメントした。
【結果】F1オーストリアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ニコ・ロズベルグ「素晴らしいマシンで完ぺきなレース」
決勝/優勝
「まったく、すごい一日だったよ!再びオーストリアGPで優勝できて最高の気分だ。やはり素晴らしいコースだね。とにかく難しい。それと観客が抜群にいい。昨日の予選は失敗してしまったから、派手にプッシュして優勝してやろうと思っていた。いいスタートを切れて、第一コーナーにトップで飛び込んだのが決め手だった。今年ここまでの経験から、同じマシン(ルイス・ハミルトン)をコース上で抜くのは著しく困難だと分かっていたのでね」
「ルイスをパスした後は、わりと余裕でレースをコントロールできた。終盤、右前輪から振動を感じたが、チェッカーフラッグまで持ちこたえられた。素晴らしいマシンで完ぺきなレースができたのは、チームのおかげだよ。次のシルバーストン(イギリスGP)がとても楽しみだ。昨年ポールポジションを取っているし、2013年には優勝を飾ったサーキットだからね」
■ルイス・ハミルトン「ニコにやられた」
決勝/2位
「レース展開はごくごく分かりやすかった。スタートは決してベストではなかった。エンジン回転が妙な感じでね。スロットルを離しても回転が上がりっぱなしでね。しょうがないからクラッチを当てたら今度はホイールスピンを起こすじゃないか。それで勢いを失ったよ。この後、スタートを検証してみる」
「その後、第1スティントはニコをマークして走った。ところが第2スティントになると彼のペースの方がよかった。最後は完走することだけを考えた。今日はニコにしてやられた。おめでとうを言うよ」