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【予選速報】メルセデスAMG最後にミスも1-2死守 マクラーレン・ホンダQ2進出/F1オーストリアGP

2015年06月20日(土)22:30 pm

2015年F1第8戦オーストリアGPが6月20日(土)、レッドブルリンク(全長4.326km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季7回目、通算45回目。

【結果】F1オーストリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

Q1は、ウエット状態での開始となる。しかし、セッションが進むにつれて路面が改善され、途中で全員がドライタイヤに交換を始める。1周ごとに路面が改善される中、めまぐるしく順位も変動。ここで読みを誤ったか、フェラーリのキミ・ライコネンが最後にノックアウトゾーンに落ちるという波乱が起こった。

マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが15番手でQ2進出を決めるも、バトンは17番手でQ1敗退となった。

Q1で敗退した16番手から20番手は次のとおり。セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、キミ・ライコネン(フェラーリ)、ロベルト・メリー(マノー・マルシャ)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)。

Q2では路面状況もだいぶ落ち着き、各ドライバーによる激しい戦いが繰り広げられる。順当にニコ・ロズベルグ、ハミルトン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が上位を占める中、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)がチャンスを生かしてトップ10に残った。アロンソは健闘するも、15番手でQ2を終えた。

Q2で敗退した11番手から15番手は次のとおり。パストール・マルドナード(ロータス)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、カルロス・サインツ(トロロッソ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)。

Q3は、最初の走行でハミルトンがトップ、ロズベルグと、ウィリアムズのフェリペ・マッサ、バルテリ・ボッタスがそれに続く。終盤のアタックに賭けたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だったが3番手にとどまる。

チェッカーが振られ、最後の勝負を迎えるとトップタイムをマークしていたハミルトンがターン1で痛恨のスピンを喫する。ハミルトンのタイムを上回るペースで走っていたロズベルグがポールを奪い取るかと思われた。だが、そのロズベルグも最終コーナーで飛び出してしまい、ハミルトンのポールポジションが確定するという結末を迎えた。

2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、5番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、7番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、8番手ダニール・クビアト(レッドブル)、9番手フェリペ・ナッセ(ザウバー)、10番手ロマン・グロージャン(ロータス)。

マクラーレン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが15番手、ジェンソン・バトンが17番手となった。だが、マクラーレン・ホンダ勢やレッドブル勢はエンジン交換などによるグリッド降格ペナルティーを受けることになっている。

F1オーストリアGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。

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