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リカルド、怒りのカナダGPから「学んだ」こと

2015年06月19日(金)20:43 pm

ダニエル・リカルド(レッドブル)は、F1第7戦カナダGPから学んだと振り返っている。

常に笑顔を絶やさない印象のリカルドだが、マシンの不調に苦しんだカナダGPでは不満が噴き出したと『Globo(グローボ)』のインタビューで認めている。

「1年前を振り返れば、F1初優勝を成し遂げ、人生で最も幸せな日を過ごした。それがこんなふうに変わってしまったんだ」

「結果が出ない、ペースも遅い。すべてが噴き出した」

リカルドはフェラーリ移籍のうわさについては否定している。

「それはない。レッドブルからいらないと言われない限り、僕は来年もここにいるはずだ」

不振が続くルノーエンジンだけでなく、チームも後退しているとリカルドが語ったことには、チーム代表のクリスチャン・ホーナーも苦い表情だ。『Laola1』に次のように話した。

「われわれのシャシーは信じられないほど開発が進んでいる」

「ダニエルは2週間おきに自分の下にあるものを感じているに過ぎない」

だがホーナーは、「彼はただ純粋にイライラがたまっていただけだと思う」と理解を示している。

■「期待を低くしなければいけない」

リカルドはオーストリアGP(21日決勝)に新しいシャシーで臨む。だが、規定数を超える5基目のエンジンを使用するため、10グリッド降格ペナルティーを受ける。

「カナダでの出来事から学んだよ」とリカルド。

「起きたことや自分の反応を分析した。そして自分の期待を低くしなければいけないと分かったんだ。残念ながら、今のところ表彰台に上ることは夢に過ぎない。トップ5に入ることすらね」

「今持っている道具から最大限の力を引き出す、それだけを考えてオーストリアに来たよ」

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