アメリカのタイヤメーカーであるグッドイヤーが、F1に復帰する可能性を否定しなかった。
現在、F1ではタイヤに関しては単独サプライヤーによる供給方式をとっている。現在のF1公式タイヤサプライヤーであるピレリは2016年までの契約を結んでおり、2017年以降の3年間の契約に向けての入札申し込み期限が今月の17日(水)までとされていた。
そして、かつてF1タイヤサプライヤーを務めていたミシュランが入札申し込みを行ったことが明らかとなり、2017年以降の3年間については、現在のピレリか、あるいはミシュランのいずれかが公式サプライヤーに選ばれることになるようだ。
だが、数日前には、やはり1998年までF1にタイヤを供給していたグッドイヤーが今回の入札に参加するのではないかとのうわさがささやかれていた。
しかし、グッドイヤー・ダンロップ・モータースポーツ・ヨーロッパのコミュニケーションズディレクターであるジェームス・ベイリーは17日(水)、『Tyrepress(タイヤプレス)』に対して、次のようなコメントを行った。
「我々は、グッドイヤーが、通算368勝という記録を持ち、F1でも最も成功を収めたタイヤサプライヤーであるということに誇りを持っている」
「2017年の入札には参加しないものの、将来的なF1復帰を否定するものではない」