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ベッテル「自分のフェラーリ移籍はF1全体にとってもプラスだった」

2015年06月17日(水)17:08 pm

セバスチャン・ベッテルが、今季フェラーリへと移籍したのはF1にとってもいいことだったと思うと語った。

ベッテルにとって、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは親しい友人であり、強力な支援者のひとりだと考えられていた。だが、最近エクレストンはベッテルや、同じドイツ出身のニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、「私のビジネスにとってそれほどいい存在ではない」と批判的コメントを行ったことが話題となっていた。

エクレストンはそのとき、F1公式サイトに次のように語っていた。

「ドイツGPのキャンセルが示すように、ドイツはF1にとってはやっかいな市場になっている」

「セバスチャンもあまりF1に貢献できていないよ。彼が街を歩いていても気づく人はいないだろう」

だが、ベッテルの見方は違う。

ベッテルは、昨年まで在籍していたレッドブルを離れ、今年からフェラーリに移籍したことはF1にとってもプラスになったはずだと『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』に次のように語った。

「僕の移籍はF1全体にとっても前向きなことだったんじゃないかと思っているよ」

「ドイツでは、ミハエル(シューマッハ)がフェラーリにいたときのことを考えてみれば明白だよ。ものすごい盛り上がりを見せていたからね。だけど、今も、少しそういう感じを受けているよ」

ベッテルは、フェラーリは「F1でもかなり特別な存在だ」と語り、次のように続けた。

「このブランド(フェラーリ)の魅力には特別なものがあるし、すごくユニークなんだ。何らかの理由によって、ファンはほかのチームよりもフェラーリに対して親近感を持っているように思えるよ。より多くの情熱を持ってね」

「フェラーリのドライバーは、スピード違反の切符を切られそうになってもサインしてあげれば許してもらえるって聞いたことがあるんだ」

ニヤリと笑いながらそう語ったベッテルは、次のように付け加えた。

「ミハエルとフェリペ(マッサ/ウィリアムズ)からそういうことをちょっと聞いたことがあるよ。でも、今はもうそんなことはないと思うけどね」

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