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【マクラーレン・ホンダ】マノー・マルシャとのうわさを否定

2015年06月17日(水)8:36 am

ホンダが2016年からマノー・マルシャにエンジンを供給するのではないかと報じられたが、マクラーレン・ホンダ側がこれを否定した。

今季エンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、復帰初年度となる今年はマクラーレンへのエンジン供給だけにとどめることにしていた。だが、ホンダのF1プロジェクト総責任者である新井康久は、将来的には複数のチームへエンジン供給を行う可能性を否定していなかった。

そして最近、来季からマノー・マルシャがホンダエンジンを搭載することになるのではないかとの報道が行われていた。

マクラーレン・ホンダとマノー・マルシャに関するうわさがささやかれたのは今回が初めてではない。昨年経営破たんに陥ったマルシャに対して債権を有するマクラーレンは、マノー・マルシャを自分たちの「Bチーム」とすることを考えているのではないかと言われていた。

今月に入って、マノー・マルシャがかつてルノーF1やメルセデスAMGで技術責任者を務めていたボブ・ベルや、マクラーレンを経てトロロッソでチーフデザイナーを務めていたルカ・フルバットを獲得し、今後に向けて体制を強化したことが明らかとなっていた。

さらに、マクラーレンではケビン・マグヌッセン(控えドライバー)やストッフェル・ファンドールネ(テストドライバー)にF1レースシートを与えるために積極的に機会を狙っていると報じられていたこともあり、これらが結びついて今回そのうわさが再燃したと見られている。

だが、マクラーレンの広報担当者は、今回の報道に関しても「単なるうわさに過ぎない」とこれを否定。

同様に、ホンダの代理人も来季からマノー・マルシャがホンダエンジンを搭載するというのはあくまでも「うわさに過ぎない」と否定を行った。

さらにホンダは、「我々としても初耳だ。マノー・マルシャの破産や2016年のシートに関して、ホンダは回答を行う立場にない」と付け加えたとされている。

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