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フェラーリはライコネンがスピンした原因を説明すべき

2015年06月16日(火)6:43 am

F1第7戦カナダGPでフェラーリのキミ・ライコネンがスピンした原因をチームは明らかにすべきだと元F1ドライバーのミカ・ハッキネンが語った。

カナダGPでライコネンはタイヤ交換直後にスピンし、3位をバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)に奪われた。

ライコネンは、2回のピットストップ後に「何かおかしなことがスロットルに起き、コントロールできなかった」と述べ、ピットストップ時のエンジンマップに原因があるとしている。

一方、チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネはレース後、「まだ完全に理解できていない」と話し、「責任を彼に押し付けるのもチームに押し付けるのも間違っている」としていた。

ハッキネンはドイツの運送会社『Hermes(ヘルメス)』のインタビューでライコネンのスピンについて聞かれ、こう答えた。

「キミのスピンについてはいまだ明確になっていない。フェラーリは何が起きたのか詳しく説明していないが、憶測を抑えるために説明すべきだろう」

ハッキネンは、エンジンマップが影響した可能性もあると説明している。

「ドライバーがピットを離れた際にマシンのセッティングが異なっていたら、チームは注意を促す必要がある。だが、普通はドライバーも承知しているものだ」

今年初めて3位表彰台を獲得したボッタスについては、ハッキネンは次のように称えた。

「今回もバルテリは彼の力を見せつけた。トップドライバーらしい仕事だった」

「今はウィリアムズよりフェラーリのほうが速いということを忘れてはいけない。にもかかわらず、彼はフェラーリドライバー2人を倒してフィニッシュしたんだ」

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